この記事を読んでいるヒマがあったらまず申し込んでもらいたいくらい、今すぐにでも始めるべき資産運用『確定拠出年金iDeCo(イデコ)』のはなしをします!
iDeCo(イデコ)の特徴はなんといっても、「掛金の所得控除」!
いわゆる「課税所得」を引き下げることができるので、節税になるんです♡
はっきり言って卒倒するほどお得な制度なので
投資に興味はある!でもゼッタイに、損はしたくない!
なんて方や、
資産運用を始めたいとは思っているのだけれど、なにをどうしたらよいのやら・・・
なんて方に、特におすすめ。
手続きさえ完了しちゃえばあとは自動で積み立ててくれるので、ほったらかしできるのもおすすめポイントだよん♪
今すぐiDeCo(ideco)を始めるべき理由
いろいろあるけれど、一番はこれ。掛金分の所得控除がお得すぎる。
年収400万円の独身サラリーマン・独男(どくお)くんwの例で、どれだけお得か見ていきましょう!
※以下は「iDeCo公式サイトのかんたん税制優遇シミュレーション」で計算することができる、一般的な事例を文字に起こし、図解しています。 (住民税の基礎控除分のみ、本来の33万円で算出)
①毎月2万3,000円をiDeCo(イデコ)に投資する
②必ずかかる費用(手数料など)を差し引く
- 加入時手数料(初年度のみ):2,572円+税
- 毎月の手数料:156円+税
- 信託報酬(商品によって異なる):0.2%と想定
要するに(消費税を10%とすると)、
- 開始1年目は5,485円
- 2年目以降は3,275円~
が、絶対に手数料として差し引かれます。
(拠出額が増えると信託報酬額も増える)
③iDeCoに投資した金額分だけ、所得控除される(お得!)
独男くん世代の年収から平均的な課税所得を計算すると、iDeCoのありなしで、課税所得が27万6,000円違います。。
「課税所得」をもとに所得税や住民税を計算するので、なるべく低くしたいところ。
iDeCoなし、iDeCoありのときの「所得税」「住民税」を計算すると
iDeCoなし > iDeCoありとなり、その差はなんと4万1,400円!
簡単に言うと、年末調整で4万1,400円戻ってくるってこと!
④iDeCoしたときの税金、してなかったときの税金
iDeCoしたとき | iDeCoしなかったとき | |
---|---|---|
手数料(-)
|
5,485円(初年度)
|
0円
|
税金の還付
|
41,400円
|
-1円
|
利息
|
0円
|
2円
|
差引
|
35,915円
|
1円
|
つーまーりー、iDeCoで毎月2万3,000円積み立てると、普通預金に預けるのに比べて、控除額だけで3万5,915円お得、ってことになります!
(普通預金の金利を0.005%とすると、27万6,000円の元本を1年預けて得られる金利(利息-税)が1円なので、差引3万5,914円お得です☆)
⑤結局iDeCoって損なの?得なの??
④までのシミュレーションは、売買損益が0であるという条件で算出してみました。
つまり、「購入した額」と「売却する額」が同じということ。
購入した銘柄の価額が購入時よりも下落していたら当然損失となりますが、所得控除によって、すでに3万5,000円の利益を得ている状態だと考えることができます。
元本が27万6,000円だとすると・・・
運用益にして、約13%までは損失が出てもプラマイゼロということに・・・!!!!
1%でも利益が出ていれば、いや、なんなら購入時と同じ評価額だとしても、控除を考えるとプラスになる制度なんです!
これが、「損しても得」のからくり。
「損したらヤだな」って思っている人に、こんなに親切な制度は、他にないですよ!!!!
iDeCo(イデコ)のメリット、デメリット
iDeCo(イデコ)のメリット
- 運用益(利息、売却益、配当)は非課税(=自動再投資)
- 受取時にも所得控除あり
- 少額から(5,000円以上、1,000円単位)でOK
満額積み立てなくても、拠出した分は控除対象なのでご心配なく!
iDeCo(イデコ)のデメリット
- 原則、60歳になるまで引き出せない
- 掛金の拠出に毎回手数料がかかる
- 個別株、ETFは選択できない
1)このくらい強制力あったほうが、無駄遣いが減ってよいとゆーメリットにもなり得ます。
2)こればっかりはどーしよーもないのですが、独男くんで検証したように、控除を考えるとペイできる範囲内です。
3)近年の投資信託の充実っぷり、各商品の信託報酬のがんばりをみると、さして大きな問題になるとは思えません。
むしろ、eMAXIS Slimに大手をふって投資できる嬉しみ・・・!
iDeCo(イデコ)で40年間積み立てた場合のシミュレーション
算出条件
- 年収400万円(計算の簡易化のため、昇給なし・・・ブラックw)
- 給与所得控除は、収入の20%+54万円を使用
- 基礎控除は、住民税が33万円、所得税が38万円
- 社会保険料控除は、年収の14.22%=568,800円
- その他控除はiDeCo分のみ(調整控除は考慮しない)
- 住民税は10%
- 所得税も10%
- 普通預金の金利は0.005%、運用益は3%
- 運用開始は30歳、60歳までの合計30年間積み立て続ける
- iDeCoの手数料は、以下のとおり
・加入時手数料(初年度のみ):2,572円+税
・拠出時手数料(毎月):156円+税
・信託報酬:0.2%+税(実質)
・給付時手数料:400円+税(一括ですべて給付を受けるものとする) - 消費税は30年間10%で、変更なし
- 1年複利
毎月23,000円をiDeCoで運用した場合
- 元本:毎月23,000円×12ヶ月×30年=828万円
- 経費:手数料65,045円+信託報酬372,149円=43.7万円
- 運用益:約506万円(年利3%程度を見込んで算出した)
最終的な残額は、約1,290万円!
運用益は年利3%程度と低めに見積もっているので、運用益次第では2倍くらいになっちゃうかもね。
これが、iDeCoという制度です。
毎月23,000円を普通預金に預けた場合
- 元本:毎月23,000円×12ヶ月×30年=828万円
- 利息:年0.05%。毎月複利、30年間預けて6,050円
- 税金:利益に対して20.315%。30年間の合計は1,230円
最終的な残額は、8,284,820円
※普通預金の利息、税額は、「ke!san 生活や実務に役立つ計算サイト(積立計算(複利毎課税))」を利用して算出しています。
毎月23,000円を30年間「iDeCo」「普通預金」に預けた差額は・・・
12,906,394円 - 8,284,820円 =4,621,574円
30年間で、資産が462万円も違ってくるにゃんて・・・!
~所得控除のはなし~
年収400万円の場合、1年間の「所得税」「住民税」はいくら?
収入の20%+54万円なので、134万円。
②基礎控除
- 所得税の場合:38万円
- 住民税の場合:33万円
③社会保険料控除
年収の14.22%。56万8,800円。
④iDeCo控除
拠出した額と同じ額(満額)が控除対象なので、27万6,000円。
課税所得を計算する
課税所得とは・・・
収入-①給与所得控除-②基礎控除-③社会保険料控除-④その他控除(今はiDeCo)
所得税
税率と控除額は、以下の表のとおりです。
課税所得 | 税率 | 控除額 |
---|---|---|
195万円以下 | 5% |
0円
|
195万円超~330万円以下 | 10% |
97,500円
|
330万円超~695万円以下 | 20% |
427,500円
|
695万円超~900万円以下 | 23% |
636,000円
|
900万円超~1,800万円以下 | 33% |
1,536,000円
|
1,800万円超 | 40% |
2,796,000円
|
独男くんの場合は、iDeCoなしの場合もありの場合も課税所得が195万円以下なので、
- 税率:5%
- 控除額0円
で算出します。
- iDeCoなし:1,711,200円×5%=85,560円
- iDeCoあり:1,435,200円×5%=71,760円
差額は13,800円。
住民税
一律10%です。
- iDeCoなし:1,761,200円×10%=176,120円
- iDeCoあり:1,485,200円×10%=148,520円
差額は27,600円。
損しても得な「iDeCo」のはなし まとめ
簡単にまとめると購入した投資信託で多少(10%程度)の評価損失が出ても、拠出開始手数料や毎月の手数料を支払っても、控除の部分でそれを上回るお得さだから、今すぐiDeCo(イデコ)を始めるべき!
ってことです。
口座管理手数料が0円の金融機関で運用してね!
楽天証券、SBI証券、マネックス証券の中から選べば間違いないよ~
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